男子ごはん!簡単!牛肉のワイン煮込み【#時短 #おしゃれ #肉 #野菜】

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  簡単おしゃれな牛肉の赤ワイン煮込み

 

Hola ! 商社マンとして日々世界中から牛肉を買い回っている四葉です!

今日は友人たちと宅飲みした後、余ってしまった赤ワインでよく作っている牛肉のワイン煮込みのレシピを公開します!誰でも簡単に上の写真のようなワイン煮込みが作れます。ちなみにこれは深夜、仕事の合間に夜食として作ったものです。

 

 

煮込み料理って繊細で難しいイメージがありますが、実はかなり簡単です。焼肉とかの焼き料理のほうが火の加減が細かくてやり直しがきかないし、放置できずつきっきりだし、むしろ難易度は高いと僕は思っています。煮込み料理は味見しながらやれば必ずおいしいものが出来上がります。僕は男子ごはんらしくちゃちゃっと料理を作ってしまいたいので、煮込み料理でも下に紹介しているような時短の工夫をしています。

※このブログでは料理に不慣れな迷える子羊たちを料理できる系さわやかオシャレ男子となるよう導く目的があるため、長くなるのを承知の上で丁寧に調理プロセスを説明しております。男子ごはんといえども最初は丁寧に作ることが肝心だと考えています。

 

それではさっそく時短レシピを紹介していきます。

 

【材料2人分】

 

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牛肉…好きなだけ

玉ねぎ…半玉

人参…1/2本

かぼちゃ…適量(ジャガイモでもよし)

しめじ…好きなだけ

ワイン…350ml

※ライトボディかミディアムがおすすめです。フルボディだと味に出る渋みをとるのが大変です。

バター...厚さ2cm程度(写真の明治北海道バターの場合)

※バターはコクを出しワインの渋みをとる役目があります。ワインの渋みによって適量が変わりますので上のは目安。

濃口醤油…小さじ2杯程度(隠し味かつワインの渋みをとってくれます)

※写真に載せ忘れました。スミマセン。。

オリーブオイル...適量

塩…適量

胡椒…適量

小麦粉…適量

ローズマリー…あるといい香り。(肉とかスパゲティとかに合うので持っていて損なしです!あと響きがおしゃれ。)

 

1.肉を冷蔵庫から出してジップロックに入れ、赤ワインを肉が浸るまで入れて30分程度冷蔵庫の外に置いておく。

牛肉をワインに浸ける

 

2.野菜の皮を剥く。※人参の皮には栄養が多いので僕はよく洗って皮ごと食べます。

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3.玉ねぎを半玉に切って粗めにみじん切りします。1cm×1cmのように大きくても触感があっておいしいです。小さいほうが時短になります。

男子ごはんは粗いみじん切りもありです。

 

4.人参をイチョウ切りにします。この時少し薄めかつ小さ目にカットすることで熱が入りやすくなり時短になります。小さい具材は可愛くておしゃれ、しかも食べやすいので経験上女子ウケもよいです(笑)

時短にこだわった人参の切り方。

 

5.かぼちゃは写真のように切ります。これも小さく切ることで時短に。切るのに力がいるので包丁に気を付けてください。両手で包丁を上から押さえつけるように切るとよいです。

時短にこだわったかぼちゃの切り方。

 

6.野菜の仕込み完了です。キッチンペーパーとラップを用意します。

時短にこだわった野菜の切り方。調理台を汚さない工夫。

 

7.ラップを調理台に敷いた上にキッチンペーパーを2枚重ねて敷きます。ジップロックからワインを捨て、肉をキッチンペーパーに置いて水分を取り除きます。上からも新しいキッチンペーパーで押さえて水分をしっかりと取ってください。

牛肉から水分を取り除く。

 

8.両面に多めに塩と胡椒をふります。塩は肉の型崩れと肉内部の旨味を閉じ込めます。胡椒は肉の臭みを取ってくれます。

牛肉に塩胡椒。簡単だがしっかりとかける。

 

9.肉に小麦粉を振りかけて指で軽くトントンと押さえつけます。小麦粉も旨味を閉じ込めてくれます。

牛肉に小麦粉。簡単だが丁寧にまんべんなく。

 

10.フライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱します。白い湯気が上がり始めたら十分にフライパンが熱くなった証拠なので牛肉を投入します。中火のまま、軽く焼き色がついたらすぐひっくり返してもう片面も焼きます。この時点では表面だけ焼ければオッケーです。

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牛肉の表面だけ焼く。



 

11.肉の両面に焼き色がついたら弱火にして玉ねぎを入れて炒めます。

牛肉に玉ねぎを投入。

 

12.玉ねぎの色が飴色に変わり、見た目で柔らかく感じられるようなるまである程度炒めます。この作業で玉ねぎがとても甘くなるためおいしいワイン煮込みにするために大事な部分です。火が強いと牛肉も玉ねぎも焦げるので気を付けてください。

玉ねぎをしっかりと炒める。簡単だがおいしい料理にするために大事なプロセス。

 

13.玉ねぎを炒めたら人参とかぼちゃを入れます。この2つの野菜はともに硬く十分炒めるのに時間がかかるため時短のひと工夫をします。

中火に戻し、野菜が1/3浸るくらいの水を入れます。こうすることで水が沸騰してできた蒸気が上に上る過程で人参とかぼちゃを蒸し焼きにし、熱が入るのを大幅に早めてくれます。水がなくなりそうになったら弱火に戻します。

時短のための工夫。蒸気によって蒸し焼きに。

 

14.蒸し焼きにしている間にしめじの石づきを取ります。

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しめじを置いて安定させ、おしゃれにスマートに切り取ろう。

 

15.しめじを入れ炒めます。しめじがしんなりしてきたらワインをすべて入れます。

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ワインを入れて牛肉と野菜をしっかり煮込んでいく。

 

16.3分程度中火で煮てから弱火にして濃口醤油を入れ、渋みが気にならなくなるまで少しずつバターを溶かし入れていきます。味見にはスープと肉を食べてみるのが良いです。渋みが消えたら蓋をして10分程弱火で煮込みます。

牛肉をワインで煮込む。

蓋をしてワインでしっかり煮込んでいく。渋みを取る工夫がおしゃれ。

 

17.蓋を開けて塩と胡椒で味を調えます。こまめに味見をしましょう。

塩胡椒で丁寧に味を調えることでおいしさにつながる。

 

18.仕上げにローズマリーを指で細かくして振りかけます。香りのアクセントがあるだけでだいぶおいしさが変わります。

見た目と味と香りのよさにこだわることでおしゃれになる。

 

19.盛り付けて完成です。お疲れさまでした。

簡単で時短、おしゃれな牛肉のワイン煮込みの完成。



 

商社マンの小話

牛肉のボックスビーフ。部位はハンギングテンダー。

今回使用した肉:アメリカにあるJBSというブラジル資本の巨大企業から買い付けたSWIFTブランド・CHOICEグレードのハンギングテンダー。牛の横隔膜。ハラミにつながっている部分で和名はサガリ。仲のよいお客さんが余ったからと安く譲ってくれたので、自宅でさばいて冷凍庫に保管中。これで2kgくらい。アメリカから買い付けるときは2~10トン単位。内臓肉は空気に触れると色がすぐ暗く沈着するので、タレ漬けとしてスーパーや焼肉屋で提供されることが多い。

 

Obrigado! ありがとうございました!